キャラ時計 キャラクターは笑顔を運ぶ宝物

着ぐるみの目つき進化系

着ぐるみの目つき進化系

先日、着ぐるみを作ってはるリップさんで、出来上がったばかりのご当地着ぐるみの最終チェックの場を見学させていただいた。その着ぐるみを観てびっくり。立ち姿は、とても可愛いお姫様なのに、眼光が異様に鋭い・・・ひとこと出言えば目つき悪~い。
思わず、画家・奈良美智さんのにらみつける女の子のドローイングが頭に浮かび、着ぐるみの世界もかわいい、癒される~だけのキャラだけでは生き残られへん時代になったんやなぁとしみじみ。昔は目つき悪かったら、ヤンキーから「オマエ何見とんねん」と因縁付けられながらカツアゲされたものやけど、今は着ぐるみになって愛されるようになっているんやから時代もかわったもんです。
ちなみにこのお姫様、鳥取東伯郡琴浦町のイメージキャラクター、琴姫様で、最初は地元でも目つき悪いんちゃう?と言われてたそう。いや、どう見ても目つき悪いでしょ~。まるで仇討ちを企んでるみたいやもん。
とはいえ、すでにいろんな所に登場しPRしている模様。彼女を目撃した人たちによるとやっぱインパクト大みたい。
そう言えば、こんな目つきの悪いご当地着ぐるみ、琴姫様だけに限ったことではなく、すでに全国にもいますわ。

北海道は札幌市のアックマ、神戸市の環境局の減量リサイクル推進課のワケトンも琴姫同様の睨みつけ系やし。
千葉県の京成電鉄のキャラクター京成パンダと、岡山県備前市の中南米美術館のキャラ、ペッカリーは、まるでAVのモザイクを薄眼で見てるかのような目つきでむっつりスケベ感漂う感じが凄い(失礼)。
さらに千葉県は東金商工会議所青年部のキャラ、やっさくんは地元の高校生が5分で描き上げたものが選ばれたそうで、やさぐれた、たそがれた目つきとなぜか顔にシャドー線が入ってる顔は一度見たら忘れられないし、三重県鈴鹿市のすずか茶んは四角い眼で上目遣いというのが醒めた感じでちょいイラッとさせてくれる。
さいたま市岩槻区の岩槻黒奴をモチーフにしたキャラ、もうかりやっこは目つき悪いというより、目つきがラリッてるという素晴らしさで別格。

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