人はなぜ着ぐるみに魅了されるんだろう。
短い間でしたが、着ぐるみのことを中心にあーだこーだと勝手気ままに書かせていただいておりましたが、このダイアリーも今回が最終回。
人が着ぐるみに魅了されるっていうのは、なぜだろうっていつも考えるんですね。
子どもはのみならず大人までも着ぐるみを見るとなぜか駆け寄ってしまう。
それはなんでだろうかと。
ひとつは着ぐるみは動いているということ。
ただただ立っているものには無表情を感じ取って、きっと不安感を抱いて駆け寄ったりしないと思う。
でも中の人がいて、動き出すと、それまで無表情だった着ぐるみに表情が生まれることになって、そこに人は安心感を抱くようになり、さらにそれぞれに可愛さのポイントを見つけ出して琴線に触れようとする。
そして癒し感を得るまで楽しむ・・・。
あと個人的に思うのはピアジェという心理、つまり同化したい心理的な気持ちが働くからこそ、着ぐるみに対して親近感や羨望感を持つんじゃないかと。
まぁそれがコスプレや、ハロウィンなどの仮装にも繋がっているんじゃないかなと感じる。
これからもいろんなキャラクターの着ぐるみが生み出されると思うけど、そのキャラに駆け寄る人たちの意識の中には、同化したい気持ちを持ってるんだぞと解釈すれば、また違った着ぐるみの愛で方を発見できるかも知れない。
吉本芸人の着ぐるみキャラクターでイベントをやるそうだけど、本物が着ぐるみの中に入って舞台やってくれないかなぁ。最高のピアジェなんやけどなぁ。
スイカ食べたし、でもなぁ
鳥取県、大栄西瓜のイメージキャラクター、夏味ちゃんを見て、ここ数年食べたいと思いながらもスイカを食べそびれているなぁと改めて思った。
スイカは夏の定番。小さい頃から、夏になれば当たり前のように家にあった果物であり、祖父母の家に行けば、いやというほど食べさせてもらった果物。
スイカはイベント性のある果物やと思う。丸のまま家にあるだけでテンションが上がった。冷蔵庫の扉を開けるとドドーンと入ってたときの存在感たるや、一気にお金持ちになった様な気がしたものだ。
そして冷えた丸々一個のすいかをザクザクと切ってくれる様は一大イベントのようでテンションマックスになり、さらに「どれだけの大きさ食べる?」と聞かれ、好きな大きさに切ってくれた時はもうおしっこちびりそうなくらい嬉しかった。
そして、昔、志村けんと加藤茶が番組の中で繰り広げていたスイカの早食いコントにどれだけ憧れたか(マネして怒られたけど)。
それが、今ではスイカのスの字も冷蔵庫にはない。
一人暮らしの身としては丸々一個は無理。半月型に切られているのは、水分が抜けている気がして購買意欲がわかない。ダイス状に切ってある物は味気ない。ということで、何年もスイカからは遠ざかっているんだけど、夏味ちゃんのかわいさで決心!今年は丸々一個購入して、友だちを募ってスイカパーティーでもしよう。そしてスイカ割りか、スイカ早食いコントの再現してもいいな。
これからの季節、夏味ちゃんひっぱりだこだろう、もし生夏味ちゃんに会ったら、「あなたのおかげで何年かぶりにスイカ買いました!」って言おうっと。
ホームセンターキャラクター
ホームセンターが好き。
家のどこそこを直さないといけなかったなぁと思いながら、広い空間をブラブラしてるだけでなんだかワクワクする。宝物を探し当てるゲームをしてるかの様な、借り物ゲームをしてるような・・・。
ただ困るのは何度行っても、その直す箇所のサイズとかを測ってくるのを忘れてしまうこと。ホームセンターに行った時にいつも思い出す。我ながら学習しないなぁと後悔。
つい先日は、今回はちゃんとせなアカンと、カーテンの長さを測ったり、キッチンの水道のパイプの長さを測ったりと、気になるところのサイズをしっかり計ってメモしておいた紙を持って行くのを忘れ、しょうがないので記憶を頼りに水道のパイプを購入すると、なぜか記憶違いで長さが短過ぎて使い物にならなかった・・・。
まぁそのパイプは違うところで家庭菜園の水やりのパイプとして利用するとぴったりやったので、結果としては良しやったんやけど、こういう失敗をしないためにも常に測ったサイズをメモしておいたのを持参しとかないとなぁ。
そんな時にコンシェルジュと言うかアドバイザーがおってくれて、いろいろアドバイスに乗ってくれたら、有り難いなぁと思うんやけど、実はそういう人に聞くのが凄い苦手・・・。着ぐるみ好きとしては、どうせやったら生身の人間より、ホームセンターの着ぐるみキャラクターがいてくれたらいいのになぁと思ってる。
しかもふなっしーやら、玄武岩の玄さんなど最近はしゃべるご当地キャラクターがいるんやったら、その着ぐるみが話してくれたら、なんかいろいろ相談できそう。
でもって、鳥取を中心に中国地方で展開しているホームセンターの『いない』ってとこに、そういうキャラクターがいた。
いいなくん。30代のDIY好きなお父さんキャラらしい。ただ喋らないのな。あぁこれで喋って相談にのってくれたら嬉しい。中の人がおっさんであっても我慢できるのに・・・。
ニセもんかぁ・・・
兵庫県高砂市で行なわれた『ご当地博』で起こった偽ふなっしー騒動。
舞台に出演していたご当地アイドルが、席に座っていた偽ふなっしーを見つけたことからザワザワと大騒ぎ。で、偽ふなっしーもその騒動にびっくりして逃げ出して、余計騒ぎが大きくなったと。
で、警官に取り押さえられて事情聴取。結果として、子どもを喜ばせたいと思ってお父さんがふなっしーの着ぐるみを着て参加したらえらい騒ぎにになってしもたという顛末。
お父さんが良かれと思ってやったことが裏目に出てしもた悲哀が漂う騒動。
ニュースとかでは著作権うんぬんと言うてますが、自分が気になったのは偽ふなっしーのクオリティ。それと人の、キャラに対する認識と記憶。
ソフトバンクが偽ふなっしーに扮して野々村真が路上で活動してるのを本物ふなっしーが追いかけてるというCMを作っていたけれど、あれは明らかに野々村真の顔を出して偽ふなっシーに扮して、あきらかにニセモノだというスタンスやったけど、今回のは会場に来てた人が間違うほどやったそうで、買ったのか、自作したのかわからないけど、とりあえずはようできてたことは確か。
それに人はある意味、記号でしか認識してないねんなぁと自分のことも含めて再認識。多分、騒動の起こったご当地博で、今回のより少々クオリティが低くても黄色と緑、丸こくて、目が落書きっぽかったらふなっしーって騒がれてたかもしれない。
他のキャラクターだって僕らはどれだけ認識してるやろ?すべて輪郭と色でなんとなく認識してる程度やと思う。
その点、なんばグランド花月の前に登場する吉本芸人キャラクターは間違いようがない。今いくよくるよ師匠なんてそのまんまやもん。
でもなんばグランド花月の客席に座ってたら、今いくよくるよや~!って騒動になるかな。さすがにならんな。
高いところのキャラクター
日本でもっとも高い高層ビルが、大阪に、しかも梅田でも難波でもなく、今も下町の香りが漂う阿倍野にあるのがなんだか誇らしい。日本国内でも東京スカイツリー、東京タワーに次ぐ3番目に高い構造物なのも、関西人としてはかなり嬉しかったりする。
今年3月に全面オープンしたあべのハルカスがそれで、僕の自宅からも十分に存在感をアピールし見えてる。
でもって、そろそろ大丈夫かいなと思い、展望台のハルカス300へ行ってきた。
入場料金1500円・・・なかなかええ値段取りはりますな。
昇るまでのエレベーター、なかなかですね。アホと煙は高いとこ登るとはよう言うたもんで、耳がキーンとなって余計アホになりそうな感じ。でも高揚感も同時に湧いて、ドキドキ。
ちょうど行った日は快晴。これまた日本一やと言う屋外広場『天空庭園』はなんとも気持ち良さ満点。さらにやはり満員やった展望台からは、関西国際空港が見え、生駒山や、淡路島などもちゃ~んと見えて、入場料の元は取ったかもしれない。
でもって、キャラクターしっかりいましたね。ハルカス展望台の公式キャラはあべのべあ。
キャラ自体は名前の通りクマで、体が空模様になって眠たそうな顔をしてます。プロフィールを見ても雲のように気ままな性格で寝るのが大好きだそう。なんかのんびりしたキャラ設定の割りには、安倍首相と会ったり、阿部寛さんと映画のPRしたり、吉本新喜劇にデビューしたりと、関西人的出たがりな性分みたい。
全国のタワーとか高いところには当然キャラクターが存在する。
ざっと挙げてみると東京タワーにはノッポンブラザース(twitterが意外に毒舌)、東京スカイツリーのソラカラちゃん、北海道の札幌テレビ塔のテレビ父さん、千葉ポートタワーのぽ~とくん、愛知県ツインアーチ138のミズリン、愛知県東山スカイタワーのっぴー、大阪、通天閣のビリケンさん、空中庭園展望台のそらら、京都タワーにはたわわちゃん、神戸ポートタワーは、キャプテンタワーくん、鳥取県夢みなとタワーのトリピー、香川県プレイタワーゴールドタワーのタワーくん、福岡タワーフータくん、別府タワーの別府三太郎・・・。
個人的には北海道函館の五稜郭タワーのGO太くんが好き。塩こしょう入れみたいやねんもん。
アイスだけじゃないアタリキャラ
なにげにアイスキャンディを買って食べたら、バーに“アタリ”の文字が。
応募者全員に当たります以外、懸賞で当たることなんてまったくなかったので、めちゃめちゃ嬉しかった。あ、今自分はモッてる!なんて思ったほど。
時々、テレビの情報番組などで懸賞にしょっちゅう当たる主婦が紹介されると嫉妬の嵐で、なんでこんなに当たっとんねん!と下唇を血が出るくらいかみつつも、伝授される懸賞に当たる方法(担当者にメッセージ書いたり、きれいな字を心掛けたり、ハガキのまわりをデコったり・・・)をちゃっかりマネしてハガキを送ったりするけど、やっぱちっとも当たらない・・・。そんなオッサンがアイスキャンディでアタリをひくというのは本当に嬉しいことなのです。とはいえ、そのアタリバーを持って引き換えていくまでの勇気がないんですよね。アタリと焼き印されたバーをながめながらそれをアテに酒でも飲むことにします・・・。
アタリ付きアイス、1960年代に生まれたそうですね。元祖はホームランバー。銀色紙に包まれた長方形のヤツ。子どもでも手頃な値段で買えたのでよく買うたなぁ。でも正直、それも当たった覚えがない。
親に言ってひと箱買ってほしいと頼んだこともあったっけ?ひと箱にどれだけの確率でアタリバーあるんだろ。
でもって、ホームランバーにもキャラクターがいました。ホームラン坊や、あたるくんて言うそうです。2010年、発売50周年を迎えたメイトーのホームランバーを記念して生まれたキャラクターだそう。
かわいい!
背番号は長嶋茂雄さんと一緒の3だそうで、これはホームランバーが発売された当初、イメージキャラクターとして長島茂雄さんが起用されたことかららしいです。
で、ホームページを見てみると、なんか凄いことに。バーにホームランの焼き印が出るとホームラン坊やの顔付きで焼けるたこ焼き器が当たる!これ欲しい。アイスクリームがもう一本どころじゃない、元祖アタリ付きアイスの本気が垣間みれる。
でも、どうせ自分が買っても当たらないんやろな・・・。
昆虫食を広めるために・・・
将来の人工増加にともなって起こるかもしれない食料不足を見越して、国連食糧農業機関が昆虫食を推奨する報告書を発表したんですが、虫、食べはります?
なんと地球には食べることのできる虫が1900種以上いて、もう既に数百種 がさまざまな国で日常食として食べられてるそう。
そういや日本でも蜂の子や、ザザムシ、イナゴなど佃煮などにされて食べられていて、自分も以前おみやげに蜂の子の佃煮をもらい、友人たちとじゃんけんで罰ゲームとして食べたことあるけど、最初はほんま勘弁して~って感じでした。
でもいざ口にしてみると“あれ!?意外とイケるやん”と、当初は罰ゲームやったのが最終的にはスプーンで掬って食べるほどの蜂の子争奪戦になり、後日通販で取り寄せたほど(バターチーズトーストの上に乗せて食べたら美味しかった!た!)。
蜂の子を取ってもそうなんですが、甲虫類、蝶や蛾の幼虫、バッタ類、アリ、水生昆虫など栄養的にはタンパク質、繊維質、良質の脂肪、必須ミネラルを含んでいてある意味、完全食だそうです。が、やはり見た目がねぇ・・・。
自分も蜂の子を食べられたんやから!ということで、しばらくして友人たちとラオス料理の店を訪れ、タガメ、イナゴ、そして蜜蟻の料理を注文しましたが、蟻はなんとか口にできたものの、タガメとイナゴは見た目が強力過ぎてギブアップでした。
もしこれから昆虫食を広めるとするなら、やはりイメージアップをまずしないとキツイなぁと。それなら昆虫食のキャラクターを立てればいいな。ということで昆虫食を広めてくれる感じの昆虫キャラいるかな?って調べたら、大阪は交野市を拠点に活動している正義の超人アマノンジャーの敵役として存在しているバッタモン男爵てのがいた。
「バッタと見せかけて実はイナゴ、バッタモン男爵」がキメ台詞のうさん臭さプンプンなキャラクター。でも子どもたちからは人気もんでいじられキャラだそう。
このいじられキャラというのが、これから昆虫食を広める上でアリかもしれない。「○○と見せかけて実はタガメ!」とかバッタモンを全面に押し出しつつ、その姑息さが子どもたちにつっこまれ、それで昆虫食がなんとなく定着・・・みたいな。
大阪の交野市は自然の多いとこやから、今から昆虫食普及を目指して引き受けてくれへんかなぁ。
世界遺産のキャラクター
現在、日本には文化遺産、自然遺産合わせて世界遺産が17カ所あるそう。この小さい島国に17カ所もあるんだという驚きと、世界の遺産になりえる場所が多くあるんだなぁということを誇りに思う。そしてこのたび昨年の富士山に続いて、群馬県にある富岡製糸場がめでたく世界遺産に認定されるよう。
世界遺産を紹介する番組が大好きで良く観てたんですけど、世界遺産てやっぱ何か特別な“何か”がありますね。もちろん歴史というのは必然ですが、その歴史が育んできたさまざまなものが。
京都や奈良、姫路城と何カ所かの世界遺産は訪れたことがあるけれど、今でも印象深かったなと思うのは熊野古道。まだ世界遺産に登録される少し前に訪れました。博物学者である南方熊楠にハマっていて、彼が研究していた熊野の粘菌というものがどういうものか見たくなって。大阪から和歌山と近い感じがしたけれど、行ってみると案外遠くて、一瞬後悔もしかけたけれど、なんとかそこへ行ってみると、鬱蒼とした木立の中に続く山道、さまざまな葉の色、そして周囲を包む荘厳かつ静謐な空気、樹齢何百年の木々にすっかり魅了されてしまいました。世界遺産に登録され、観光客でエラい人混みやと聞くとちょっと二の足を踏んでしまうのですが、いずれまた訪れてあの木々に包まれたいなと思ってるのですが。
でもって富岡製糸場。明治時代に開業した日本初の本格的な器械製糸工場ということで日本のシルク産業への貢献において大変重要な場所だそうで、しかも戦前から「貸さない、売らない、壊さない」というスローガンのもとに大切に保存してきた、今でこそ古いものを見直すことが当たり前になってきているけれど未来を見越してこのスローガンを貫いてきはったのが凄いなぁと思います。
とはいえ製糸場と聞くと、30代以上の人間にとっては『あぁ野麦峠』という映画や社会科などで学んだ『女工哀史』なんて、製糸場で働く女性の過酷な歴史がトラウマになっていたりして頭をよぎるのですが、この製糸場はそういう劣悪な環境ではなくむしろここで働くことがステータスになっていたようです。
そんな製糸場のある富岡市を盛り上げるためにキャラクターももちろんいました。
お富ちゃん・・・個性百花繚乱の着ぐるみ界において、正直地味・・・ですが、べっぴんさんキャラクターなら上位にランキングするはず。製糸場で働く女工さんをイメージしたのかな。凛とした感じが好感を持ちます。そんな彼女だけでは弱いなと思ったのか、やっぱり蚕関係のキャラクターもいました。シルキーという蚕の成虫をもとにしたキャラクターですが、いわゆる蛾ですね。あと、ヘリテイジ仮面という富岡製糸場を悪の組織から守るために生まれた正義のヒーローも・・・。
個人的には蚕そのもののキャラを作ってほしいなぁと思いますが、どうせなら吉本の美容番長・シルクさん自身をキャラクターにしてもいいんじゃないでしょうか。着ぐるみキャラも年齢不詳多いし。
甘いもんのキャラクター
先日、某郊外の喫茶店がやっているスイーツバイキングに行って来た。
普通、スイーツバイキングというのは、数を食べるためにケーキを小ぶりに作ってあったり、切ってあったりするんやけど、そこのお店のものはいわゆるケーキ屋さんのショーケースに並べてある、しっかりした大きさのケーキやった。しかもそれとどれとって選んでもってきてもらうシステム・・・。
テンションあがりまくりで、まずは3つくらい食べられるな!なんて自分の胃袋に言い聞かせ、選んでみたけど、ふたつ目でもうなんか胸がいっぱいになり、なんとか3つ目を口の中に押し込んで、ギブアップした。完全敗北・・・。甘いもん、なめてたな・・・。
ちなみにショートケーキ、そしてフルーツタルトとロールタルトを頼んだけど、タルトってパイ生地とかビスケット生地を敷いた上に果物とかクリームなどを盛りつけたもんばかりと思ったけど、くるっとロールケーキのようにリンゴを似たのとかを巻いたのもタルトって言うんやね。と新鮮に感じてたら、ふと愛媛県の一六タルトってお菓子を思い出した。もしかしたらここのはその流れを汲んでいたのかもしれないなぁ。そしてここのお店の店主は愛媛県出身なのかも・・・。
一六タルト、なぜかおじいちゃんが好きで、僕が小さい頃、しょっちゅう買って来てた。もともとカステラが好きだったこともあって、カステラ地でくるっとあんこを巻いてあって、そのコラボ感も贅沢味わえて好きだったんやろなぁ。
もちろん自分も好きやったけど、おじいちゃんは棹状のを分厚く切ってくれるのでもの凄く嬉しかった。
長らく食べてない一六タルト、調べてみたら一六って一六本舗という店の屋号やったのね。他にも数社が作ってて、お菓子としては素直に“タルト”だけだってことを今回初めて知った。
しかもちゃんとタルトにキャラクターがいるじゃないか。
で、でも・・・目や鼻、口はなく、まさにタルトの断面が顔になってるよ~。しかも世界征服を狙っている宇宙人だそうで無表情なわりには胸に野望と腹の中に一物あるキャラクターなのね。
さらにキャラクターグッズも充実していて、Tシャツは、意外とポップなデザイんで普通に着たいと思うほど。
郷土愛から生まれたこのキャラクター、スイーツバイキングに参戦してくれへんかな。何個食べられるやろ。
内臓キャラ
海外で、あるデザイナーが考案した内臓のキャラクターが人気だそう。心臓や肺、胃、腸などが擬人化されて、キモ可愛さが受けてるみたい。Tシャツやぬいぐるみになってかなり売れてるようで品薄状態なんだそうだ。
http://iheartguts.com/
それにしても内臓・・・。でもよく考えたら昔から内臓は日本でも擬人化されている。胃薬のコマーシャルならシクシク痛がってる胃のイラストや、心臓もハートのカタチとなって愛だの恋だの呟いたり。便秘薬なら腸が緩んだり絞ったりしてウンコいっぱい出そうなんて動いたり、タバコの害を教えるためにきれいな肺と、汚れた肺をキャラにして比べたり・・・ただそれが親しまれていたかというと、そうでもなくどちらかというと生々しい内臓をキャラ化することによってフィルターをかけ、啓蒙としてのツールに使おうという意味合いが強かったように思う。
そんな内臓がポップになるというのはとても面白い試みだと思う。自分の体にもあるものだから親しみもわく。『ターヘル・アナトミア』を一生かけて出版した杉田玄白先生もさぞかしお喜びだろうなぁ。
でもって日本では内臓を模した着ぐるみっているのかなぁっと思ったら、いました!直球ぶりにびっくり。
さが肝.netのキャラクターの肝ちゃん・・・。
まんまレバーやん。
でもかわいい。地元では肝がん死亡率13年連続ワースト1であるということで、肝がんへの認識などを普及するために作られたキャラだそうで(佐賀県がワースト1位というのにもびっくりだけど・・・)、タレントのはなわとCMに出たりするほどの人気者らしい。
この肝ちゃんをきっかけとして全国で内臓キャラ増えないかなぁ。で、全員が合体したら人体が出来るという風になったら面白いのに。杉田玄白先生も喜ぶはず。