キャラ時計 キャラクターは笑顔を運ぶ宝物

かえるで妄想する。

かえるで妄想する。

ここ最近、ふとした時に一平と金太のことを考えてる。
デフォルメしすぎない出で立ち、そこはかと漂うかわいさ。でもその見た目からの反してなんともふてぶてしく、時折悪意が見え隠れする行動にハマっている。

一平は、愛媛県松山市にある飲食店の元マスコットキャラクター。今では松山を盛り上げる、なくてはならない存在になってるかえる(でもオタマジャクシのしっぽは残っているので成長過程)の着ぐるみ。
しかも金太という小さなかえるの弟分!?もいる。これがありそうでなかったのでさらに興味を引いた。こういっちゃ身も蓋もないけど、中の人が子ども!

今は亡き吉本興業の、ジャズ漫画家という肩書きのオンリーワン芸人、木川かえる師匠が彼らを見たら破顔一笑されただろう。
かえる師匠は名前の通り、かえるグッズコレクターだった。一度、取材でご自宅に伺わせていただき、かえるグッズを山ほど見せていただいたけれど、ありとあらゆるかえるグッズが溢れかえっていた。「まぁ、かえるという名前やから、お前はかえる好きやろってことで皆さんからいただいたものが多いね。今では、かえるグッズとかを見るとなんか義務として手に入れなあかん衝動に駆られる(笑)」とおっしゃってたのが印象的だった。

それだけに、かえる師匠には一平と金太に対面していただきたかったなぁ。そしてジャズ漫画で共演して欲しかった。ちなみにジャズ漫画というネタは、ジャズを流しながら大きな紙にお客さんからいただいた言葉を書き出し、それをサラサラと絵に変化させてしまうというなんとも粋でモダンな芸。その絵の内容は、けっこう毒が散りばめられていた物も多く、一平と金太のキャラにも合ってたはず。

あぁ一平と金太、木川の屋号、継いでくれないかなぁ・・・。木川一平と木川金太・・・。あぁ妄想は膨らむ。

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