
内臓キャラ

海外で、あるデザイナーが考案した内臓のキャラクターが人気だそう。心臓や肺、胃、腸などが擬人化されて、キモ可愛さが受けてるみたい。Tシャツやぬいぐるみになってかなり売れてるようで品薄状態なんだそうだ。
http://iheartguts.com/
それにしても内臓・・・。でもよく考えたら昔から内臓は日本でも擬人化されている。胃薬のコマーシャルならシクシク痛がってる胃のイラストや、心臓もハートのカタチとなって愛だの恋だの呟いたり。便秘薬なら腸が緩んだり絞ったりしてウンコいっぱい出そうなんて動いたり、タバコの害を教えるためにきれいな肺と、汚れた肺をキャラにして比べたり・・・ただそれが親しまれていたかというと、そうでもなくどちらかというと生々しい内臓をキャラ化することによってフィルターをかけ、啓蒙としてのツールに使おうという意味合いが強かったように思う。
そんな内臓がポップになるというのはとても面白い試みだと思う。自分の体にもあるものだから親しみもわく。『ターヘル・アナトミア』を一生かけて出版した杉田玄白先生もさぞかしお喜びだろうなぁ。
でもって日本では内臓を模した着ぐるみっているのかなぁっと思ったら、いました!直球ぶりにびっくり。
さが肝.netのキャラクターの肝ちゃん・・・。
まんまレバーやん。
でもかわいい。地元では肝がん死亡率13年連続ワースト1であるということで、肝がんへの認識などを普及するために作られたキャラだそうで(佐賀県がワースト1位というのにもびっくりだけど・・・)、タレントのはなわとCMに出たりするほどの人気者らしい。
この肝ちゃんをきっかけとして全国で内臓キャラ増えないかなぁ。で、全員が合体したら人体が出来るという風になったら面白いのに。杉田玄白先生も喜ぶはず。