人はなぜ着ぐるみに魅了されるんだろう。
短い間でしたが、着ぐるみのことを中心にあーだこーだと勝手気ままに書かせていただいておりましたが、このダイアリーも今回が最終回。
人が着ぐるみに魅了されるっていうのは、なぜだろうっていつも考えるんですね。
子どもはのみならず大人までも着ぐるみを見るとなぜか駆け寄ってしまう。
それはなんでだろうかと。
ひとつは着ぐるみは動いているということ。
ただただ立っているものには無表情を感じ取って、きっと不安感を抱いて駆け寄ったりしないと思う。
でも中の人がいて、動き出すと、それまで無表情だった着ぐるみに表情が生まれることになって、そこに人は安心感を抱くようになり、さらにそれぞれに可愛さのポイントを見つけ出して琴線に触れようとする。
そして癒し感を得るまで楽しむ・・・。
あと個人的に思うのはピアジェという心理、つまり同化したい心理的な気持ちが働くからこそ、着ぐるみに対して親近感や羨望感を持つんじゃないかと。
まぁそれがコスプレや、ハロウィンなどの仮装にも繋がっているんじゃないかなと感じる。
これからもいろんなキャラクターの着ぐるみが生み出されると思うけど、そのキャラに駆け寄る人たちの意識の中には、同化したい気持ちを持ってるんだぞと解釈すれば、また違った着ぐるみの愛で方を発見できるかも知れない。
吉本芸人の着ぐるみキャラクターでイベントをやるそうだけど、本物が着ぐるみの中に入って舞台やってくれないかなぁ。最高のピアジェなんやけどなぁ。